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よかった。 [impressions]

朝、ケータイMailで目が覚める。

“卒業おめでとう”

タツヤからたった一文。



連日、深夜にまで及ぶ残業で

もうどのくらい会っていないだろう。

それでも

こうして早朝にMail入れてくれるなんて

いいヤツじゃない?

 

 

最後まで悩んで

結局。

ぎりぎりの時間に車に乗り込んだ。

お気に入りのCD

これでもか、ってくらいのボリュームにして

気分を上げることに必死になりながら。





卒業式は…

なんだか第三者的な感覚だった。

それでも

初めて聞いた校歌や

着飾った若い学生をみていると

うん、卒業なんだな、って実感。

 

知っている人はいないし、なんて

カメラも持たずに出かけたけど

会場でご一緒させて頂いたご婦人が

一緒に記念写真とってくださって

卒業気分を満喫。



おまけに

記念パーティまで出席してみた。

私と同じで

一人で参加されている方が数人いらっしゃって

その方々と集まれば

そこはもうレポートやスクーリングの話しで盛り上がり

新しい知人となっていく。



そう、こうやって少しずつ

新しい友人が増えていったんだよね、って

最後に感無量。

やっぱり参加してよかった。



若い学生とはひと味違った卒業の味わいだもの。



お約束の

TS教授とのツーショットも撮ったし。

 

うん。

よかった。 

 

 

よかった、よかった。





 

 

 

 

…って、

  年寄りくさーっ!?



 

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喜びと憂い [impressions]

 

今日は“その他の活動”の

私が担当した講座の修了日だった。

ラストなのに

担当者同士の調整不足と不手際で

受講者の皆さんには迷惑をおかけしてしまった。

 

それは今に始まったことではなく。

…ま、それをひとつひとつ並べたらキリがない。

 

 

修了後、皆さんと一緒にファミレスに行き

お茶をし、話し、笑い、無事終わったことを

共に分かち合えた。

最後にいただいたお花も大切に育てなくちゃ。





だけど、

ここ数日で痛感したこと。



私は勉強不足だし、知識も全くないし、

本当に中途半端だと言うこと。

精神保健についても

受験用にさらっと記憶しただけで

それでさえ、

受験が終わった今は忘れ去っている。

これでいいわけ、ない。



何も身についていない。

今まで感覚だけで生きてきた人間だから

その微妙な感覚は解るんだけど

知識として解説したり、伝達したるすることができない。



受講生の皆さんのほうが、

よほど勉強なさっているし、知識をお持ちだ。





修了をみんなで分かち合う喜びと

自分の知識不足、勉強不足と向き合わされた日。

それでも

受講生の皆さんから暖かい笑顔で

「ありがとうございました」なんて言われたら、

いい調子になってしまう。





きっと、これからが本当に正念場なんだろうな。

きちんとひとりの自立した社会人として

いかに自分のありかたを示して行くか。

誰に対して、というのではなく、社会に対して。



座右の銘が

“人生はったり いきあたりばったり”

なんてのは



…もう通用しない歳になっていたんだ。



そこから目をそらし続けてしまっていた。

日々精進、

そんなひとつひとつの積み重ねが

どれだけ大切なのか実感。







喜びと憂いの混じった

ちょっとセンチメンタルチックな

今日の私。

 



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チョコレートと歯医者さん [impressions]

 

事務所に流れるFMラジオからは

盛んにバレンタインデーの話題。

 

タツヤには昨日あげた。

今日は出張で帰りが遅くなるし

明日は朝イチの新幹線でまた出張。

 

あげるのはいつものお店の生チョコ。

去年は量が多すぎ、って

タツヤからクレームがついた。

…だって持ち帰ると思わなかったんだもん。

 私も一緒に食べようと思ってたんだもん。



今年は量の少ない小箱。

と、

同じのをもう一つ。





今日は歯医者さんの日。

歯医者にチョコレートもナンだけど

季節モノだから持っていく。



月2回くらいずつ

たくさんある小さな虫歯を

1つずつ治しはじめて

もう半年くらいたつのかなぁ。





 はい、せんせ、

 虫歯に気を付けてくださいね。



 あ? 

 あ、ああ、ありがとうございます。





年齢も私より少し若いのかな。

あまり普段、無駄話をしないし

私がどんな人間なのかも知らないだろう。



やや動揺しているカンジの歯医者さん。

あっちに足をぶつけ、

こっちでトレイをひっくり返し。

なんか、おもしろい。



 

治療が済んでお会計。



 あー、今日は結構ですよ。

 いただいたし…



 えー?いいんですか?

 なんか得しちゃった気がする。

 

 

 

なんだかなぁ。

エビでタイを釣るってのはあるけど

チョコレートで治療費浮かせるってのも…

どうなんだろ?



 

ま、いっか。



そんなのもアリってことで。





そんなバレンタインデーも

アリってことで。
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アマノジャク [impressions]

 

 

ふたり、たゆとう。 

 

 

何処へともあてもなく。

だけど

たゆみなく歩き続け

距離は生きてきた分だけ延びて。

 

 

アマノジャク。



幸福感と距離に対する不安感



アマノジャク。

 

幸福を感じていいのかさえ

わからなくなる。





ふたりでいること。

ふたりで歩くこと。



でも

ふたりべつべつで

ふたりの歩く先もべつべつで。





それを求めているのかさえもわからない。



アマノジャク。



承知しているけど

裏腹さ加減は変わることない。

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曇る窓のむこうがわ [impressions]

うっすらと曇る窓。

室内は適度な湿度と快適なぬくもり。

外気との差はその窓に現れる。 

 

先週末、ボランティアに行ってきた。

去年実習でお世話になった施設。

文化祭のお手伝い。

スタッフの方も、利用者のみなさんも

とても温かく迎え入れてくれた。

なんだか、元気になれる。



日々の歩みは遅々と感じても

日々は確実に着々と進んでいて。



1年前

病棟でお薬の力で症状を抑えていた方が

施設で日常生活を送り

率先して活動している。



伴に悩み、伴に考え、伴に生きていく。



私の活きたい場所がそこにある。





窓の外はオレンジと紫が融合して

その寒さと相まって冬を演出している。





感情を感じることができる。

自分のこれからを思い描くことができる。

それを

一緒に喜んでくれる人がいる。

 

 

曇る窓のむこうがわを見ながら

私は実感している。

私のキモチの中の温もりが

決してひとりでに沸き上がるモノではないことを。
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哀しくなるほどきれいな。 [impressions]

哀しくなるほどきれいな空。

さっと掃き流す程度の雨に

秋の深度が増してゆく。



グレーと、オレンジと、シルバーと。

うすいブルーと、うすいピンクと。

表現する言葉が見あたらないけど

見事なコントラスト。

夕空。



今日もちょっとひとりでいたい気分。

 

別にね、仲が悪くなった訳じゃないし

不満がある訳でもないんだけど。

セックスだっていつもどおり。

優しいし激しいし、感じてるし。

そのまま眠ってしまう胸元も変わりないけど。



もともと

あまり束縛されることを好まない私が

誰かの存在を気にしながら生活すること自体

ちょっと無理があるのかな。

 

行き詰まる仕事と

抜け出せないようなこの暗澹とした気分。

そんな私を見せることもイヤだったりする。

 

頼るとか、甘えるとか

そういうのとも少し違って

誰かに助けてもらえる問題でもない気がするし。

 

 

目の前のモノを

ひとつひとつ解決していくしか

抜け出す方法はないんだろうけど。



…とりあえず、勉強しなくちゃ。



…仕事も暇だし、

  明日すればいいことは残しておこう。

  そうしないと、

  明日の分の仕事がないもの。

 



哀しくなるほどきれいな夕闇。
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私の探しているもの [impressions]



強風に秋色の葉が舞う。



季節のうつろいは重ねていく想いにも似て。

刹那的な感情とは異なる、

重ねていく想い。

 

部屋のラグもホットカーペットに変えた。

加湿器も静かに音を立てる。

隣に座る人の人肌が自分の体温と重なる。

 

 

重ねるのは想いばかりじゃない。

カラダだって重ねていく。

そこにあるのは想い?

ヨクボウ?

 

 

綴られてゆく日々の中

折り重なるように自分がいる。

変わろうとして変われない

変わらずに変わることを切望し

そうして日々が過ぎてゆく。

 

 

高く透明度を増す夜。 

 



 

月夜に重なる想いを私は探している。 

 

 

  

 

 

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一考察 秋ver. [impressions]



久しぶりの晴天。

今年はキンモクセイの香りに感情を揺さぶられることもなく

…それだけ何かに追われていた気もするけど

日々、淡々と過ぎている。

 

忙しさを理由づけして

基本的生活まで乱雑になってきてる。

本当はそんなに忙しい訳じゃない。

時間の遣り繰りをしたくないだけの話。 

 

タツヤは相変わらず忙しく

そしてその合間を見ては部屋に立ち寄る。

時としてスウェットに着替え

あたかも自分の部屋の様にそこに居て

勝手に食事を作り、歯を磨き、眠りにつく。

 

私は何をしているんだろう?

 

その他の活動もある。

そのための勉強会もある。

それは忙しくても自分の実になることだから

進んで参加もするし計画もする。

ちょっと大変だけど。

 

仕事は…

相変わらず暇で

上司が居るときは何もできないから苦痛を極める。

もっぱらの仕事は上司が作ったスカスカで意味をなさない書類、

内容証明にしても契約書にしても、

それをイチから作り直す作業。

それが何の目的を持ち、何のためのものなのかを

まるで素人さんに説明するかの様に解説する始末。

なんだか

もう呆れて何も言いたくなくなってくる。



こんな生活の繰り返しで

ひとりで居るときは無気力になってしまう。

見ることなくつけているテレビ。

ブランケットにくるまり、ソファーで惰眠。

テキストを開いても

開いただけで満足。



私は何をしているんだろう?

 

自分で自分のペースを見失い始めている。

早く生活を立て直さなくちゃ。

タツヤのせいにも、

その他の活動のせいにもできない。

自分自身の問題。

 



秋の深まりと伴に

タツヤとの時間も深まりを増している。



大切なモノはタツヤだけじゃない。

なによりも大切なのは

私自身だってこと。





自分を大切にできなかったら

ひとを大切になんてできないよね。

 

 

仕事、暇だし。

上司、いないし。



勉強、しよっかな。
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普通すぎるという違和感 [impressions]

 

 

あまりに普通すぎて。

  





昨日から今日に変わる間際にMail。



“仕事、今終わった。

 今日はこのまま帰るから。

 明日は会議とか入ってる?

 夕飯を一緒に食べよう?”



今日は何も予定は入れてないし

夕食を一緒に、ってお誘いを断る理由もない。





今日になってギモン。

夕食ってウチで食べるのかな、

それとも外で食べるのかな。 

 

ちょっとだけ、お願いをしてみる。



“久しぶりにデート、したいな”

  

 

 

 

連休中、

朝日の写真を撮りにいくから、と誘われ

仮眠を取るまもなく目的の山を目指した。

日の出にちょうどいいタイミングで

視界をさえぎるもの無く一面に広がる雲海と、

柔らかく暖かい日の出を満喫した。



私はタツヤの邪魔をすることなく

勝手にその辺で適当にデジカメのシャッターを押し

タツヤが移動すればそれについて歩く。



  一枚、雲海をバックにとってやるよ。



  私、写真撮られるの苦手なんですけど。



  いいよ、そのまんまにしててごらん。

  

 



 

あまりに普通すぎて。

ふたりで時間を過ごすということが

何の違和感もなく繰り返されて。

それが今の私の違和感にもなっていて。





ポートレートのような私の写真。

何の不安も不満もなく

そこにいて。

きっとあの時の私はあの写真の中に素直に存在している。

 

  



いつもなら私が絶対に使うことの無い

デート、という言葉を使ってMailする。

ちょっとタツヤの反応を気にしながら。 

 

 

あまりに普通ということが過ぎると

普通がわからなくなる。

その大切さがわからなくなる。

以前のふたりのように。

 

繰り返すこと、繰り返しちゃいけないこと、

成長したこと、理解したこと。

 

すべてを包含して私がここにいる。

その私を包含するタツヤが傍にいる。

 

 

 

包み込まれてしまっては何も見えなくなってしまう。

 





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そういえば。 [impressions]

うずらさんから連絡をもらった。

来月、Aさんの送別会をするよ、って。

10月いっぱいで仕事を辞めるから、って。

都合が合わないことを理由に断った。



最近はAさんからのMailもほとんどなくなり、

私の事務所が暇なこともあり

仕事先で出会うこともなかったから

失礼だけど気にもしてなかった。 

 

そういえば、

私、最近人を遠ざけている。



Rからも会いたいとMailをもらい、

都合のいい日を連絡して欲しいと言われていた。

だけど都合をつけるのも面倒で

忙しくてだめ、としかレスしていない。

いつもの私なら

きちんと会って自分の気持ちを伝えているのに。

ただ、避けているだけ。

 

だけど。

“Mamiaを抱きたい”と

ヤケにストレートなヤスノブさんには

少しだけドキドキしながら

“いつなら会えるの?”と

聞くことができずにいる。

 

 

そういえば、

いつのまにか季節は秋になってる。





たくさんの感情がうごめいた夏。

なにもなかったようで

確実に変化をしていた私とタツヤ。

 

たくさんの感情が沸き上がった夏。

初めてなのに

確実にそれを感じていた私とヤスノブさん。

 

 

そういえば、

また秋になったんだ。



 

いつもいつも。

秋は私のまわりに出来事を起こすから。

少しだけ警戒。

 

 

 

そういえば、

部屋の鍵をタツヤに渡していたんだ、私。

 

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