いつも、そう いまも、そう [sensitivity]
いつもそう
私が揺れると
違う何かが現れる
いつもそう
そうして
私はますます揺れてしまう
戻るべきところ
戻ることを望んできたところ
そこに近づいては
ゆれる波に巻き込まれ
とおく陽のさす方向をさがしてしまう
いっときの安らぎのためであっても
それは流されてきたボートのように
あてもなく
ゆれてゆれて
たどり着くさきなどわかりえない
いつも、そう
わかり始めた途端
何かが私のまえに現れる
いまも、そう
変わるはずもなく [sensitivity]
ひとりで過ごすGWもこれで3年目
最初の年は
国家試験を8月に控え
勉強しなくちゃ、で乗り越えた
昨年は
コロナ禍真っ最中で
外出すらままならなかった
今年は
勤務として出勤して良いと言われたので
仕事の携帯番だったこともあり
連休なく出勤している
ただこれまでの2年と違うのは
必要なこととはいえ
LINEで連絡がくること
もしかしたら
他に心が奪われそうになっていることに
気付いていること
私自身が揺らいでいること
LINEで送られてくる言葉に
揺れているのは
自分のこころが揺らいでいるから
それでも
私が求めているものが
その揺らぎの先にないことは歴然としていて
だからこそ
こうして仕事をすることで紛らわせている
なにも変わっていない
ないものを掴もうとしている
なにも変わっていない
私の本質なんて
どちらへ転んでも
なにも変わるはずもない