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Nロス?? [sensitivity]


先日TBSのドラマ「Nのために」が終わって
全部持って行かれたカンジ(泣)

最初はそんなに期待していなかったけど
録画しておいて正解
最高に泣けて感情を持って行かれちゃった

登場人物のそれぞれに大切なNがいて
Nを守るための嘘とひとりで耐える痛み
こんな思いを抱えていたら
自分の生き方が投げやりになりそうだけど
その思いを生きる力に代えてる
そのやるせなさ…

痛いなぁ…持って行かれてるなぁ…

出演者もみんな表情で演技ができる人ばかりで
目が台詞以上に言葉を語っていて
複雑な感情が余すことなく伝わってきて…

ドラマって見てそれで終わりなんだけど
録画しておいてまとめて見たのって初めてかも
昨夜から全話見直してしまった(汗)

窪田正孝の演技、最高に切ない…
若い俳優さんなのにすごいなぁ

原作も気になってるだけで手にすること無かったけど
読んでみようかなぁ

やばいなぁ
はまりすぎて「Nロス」になってるかも…


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まじですかぁ?? [sensitivity]


なんだろう、こわごわだったのは確かだけど。

昨夜、カットパイナップルを食べた。
そしたら
今までに経験したことのないくらい
口の中がイガイガして
喉の奥が痛くなって…
そのうえ頭痛が激しくなって…
やっちゃったかなぁ
口腔アレルギー、酷くなってるかも
まじですかぁ、ってカンジ。

数年前から柿、リンゴ、梨で胃の激痛があってから
食べるのを控えていたけど。

今年の秋、
生リンゴジュースを飲んでも大丈夫だったから
(若干喉の奥がザラザラした気がするけど無視してた)
思い切ってリンゴを半分食べてみた。

食べられた!!
胃痛もこなかった!!

ということで
「気のせい、気のせい」と思うことにしていたんだけど。


昨夜の口の中の荒れ具合はハンパなくて
何を飲んでも味はしないし
喉を通過するときに痛いし。
夜、寝ていても頭痛がしてきたし。

胃痛が無かっただけでも救いかな。

生パイナップルもダメかぁ…
マジで口腔アレルギーだろうなぁ、これ。
キウィはまだ大丈夫だけど
そのうち来るのかなぁ…

果物、食べられなくなってくるのツライなぁ。



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わたしひとりのかなしみではなく [sensitivity]


土曜日、
御嶽山の噴火で亡くなったご夫妻の通夜でした

出向きたい気持ちと
迷惑になるからここは慎もうという気持ち
行ったり来たりしながら
そして出向かないことに決めました

タツヤと
「あのご夫婦なら絶対に離れなかったよね」
「お父さんが離すわけないよね」
「何があっても最後まで一緒だったよね」
思い出とこうあって欲しいという願いを話しながら
静かにご冥福を祈りました

今回の噴火で亡くなったたくさんの方々
そして未だ発見されずにいる方々
大切ないのちが偶然の出来事で失われ
そしてそのいのちのまわりには
たくさんのたくさんの悲しみがあって

わたしひとりのかなしみではなく

ネットでひとりひとりの記事を見ると
とても切なくなります
今までテレビで流れる映像に
これほどの悲しみを覚えたことはありません

日曜日、ご夫妻の葬儀でした
私とタツヤは
ふたりでご夫婦との思い出を語りながら過ごしました

「お母さんの写真はきっとたくさんあって
選ぶのに苦労したかもね。」
「お父さんの写真はあったのかな?」
「お母さんが何枚か撮ってるはずだよ」
「そうだね、10回に1回くらい、お母さん撮ってたものね」
「まわりが気付いて2ショットもとってるから大丈夫だよ」

無理にでも笑いにしない限り
悲しみに押しつぶされそうでした

今度、ご夫妻を思い出すときは
きっと美しい紅葉をバックに
笑っている2ショットであるように

たくさんのたくさんのかなしみが
いつかいやされますように


台風一過の空は
とても青く
そして秋の気配を色濃く運んできました



哀悼


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悲しみがとまらない [sensitivity]



昨年、ベトナム~カンボジアと旅行をした時
現地のツアーでご一緒させていただいたご夫妻が
今回の御嶽山の噴火に巻き込まれ
ご夫妻ともに亡くなられた

報道番組で写真が出たときに
「え?」って声が出てしまった

名前もうろ覚えだったけど
私もタツヤもそのご夫婦の仲の良さをずっと覚えていて
「あのご夫婦、いまも色々お出かけしてるのかな」とか
ことあるごとに話題に上がっていた

「素敵なご夫婦ですね」って
私たちに先に声をかけてくださった奥様
そんな奥様がいとおしくて仕方ないという表情のご主人
ふたりで写真を撮りあっていて
タツヤが「おとりしましょうか?」って言うと
すっごく嬉しそうだった

報道で流れたお住まいも職業も
私たちが伺っていたものと同じだった

ご夫婦をみていて
こんなに仲の良い、ほがらかなご夫婦がいるんだ、
こんな夫婦でいられるのだから
本当に幸せな結婚ってあるんだな、って
そんなふうに思ってた

たった2日間一緒だっただけ
だけど
おふたりの仲睦まじさはよくわかった

タツヤが
「転勤先になりそうなところばかり
下見を兼ねて旅行しているんです」と話せば
奥様が私に
「一緒についていっちゃえばいいのよ」と
屈託のない笑顔
私が
「私も仕事があるし、
ちょっと離れているくらいがいいんですよ」と言えば
「あ、奥様はデザイナーさんかファッション関係のお仕事?」と
なんだがおかしな質問をされ

タツヤはこそっと
「あの奥さん、天然だよね?
だんなさん、奥さんが可愛くてしかたないんだね」って、
私に耳打ち

素敵なご夫婦に
「素敵なご夫婦ですね」って言われたことが
なんだかすごくうれしくて

私とタツヤは夫婦じゃないけど
でもそれだけ自然に
ふたりでいられることを
そう言っていただけたことが
すごくうれしくて

一緒に撮った写真すらないけど
でも
ずっとご夫婦を覚えていた


発見されたときも
ご夫婦一緒だったと報道にあった
ほんとうにせめてもの
せめてものなぐさめ


どうぞ安らかにお眠りください


一生のうちにたった数時間
それだけで印象に残ったご夫婦を
私はずっと忘れません


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金曜の22:45に、雨 [sensitivity]

誘われて呑んで 22:45

東西を繋ぐ駅の連絡通路は
若者やサラリーマン、ホームレス
様々な人生模様が渦巻き
静寂なんて縁が無いかのように
物体的に存在してて

ふと自分の生まれ育った町を思いだし
静けさのあまりの違いに
なんとなく
目頭が熱くなるような感覚

この街に住み始めて
もう17年を数える

所在無く響く自分の足音に
自分の存在価値を重ねてみたり


少し飲み過ぎたかな


連絡通路を下れば
そこにはタクシーが控えている 
そのうちの一台に私はゆられ
そして私の部屋にもどる

微かにそぼ降る雨だけが
その雨の冷たさだけが
私が
ここに生きている事を
見守っている気がする


やっぱり少しだけ
飲み過ぎたかな

ユキのよるに [sensitivity]


ユキが音を消し去るように静かに降る夜
たくさんのことを考えてた


こどもの頃
オオユキが降ると父がかまくらを作ってくれて
その中で
飽きることなく遊んでたこと

ユキの滑り台で
さんざん滑ってたこと

きっとこのオオユキ
あの頃の私のように姪や甥も大喜び
そして
あの頃の父のように
今度は弟がじぶんのこどものために
かまくらや滑り台を作るだろう



あの日も
10年に1度と言われたオオユキだった
T氏とふたりで
日帰りスキーに行ったあの日

  高速も通行止めになってるんだから
  無理して帰らなくても良かったんだね

T氏が何気なく言ったひとこと
自分の立場と
自分のしていることが
感情だけではすまされないことだと
思い知らされた


静かに静かに降り続いたユキが
一面にふりつもったユキが
たくさんの
いままでを思い出させた


ユキのよるが明けてゆく

陽をあびたユキは
ゆるくゆるく溶けはじめ
私の「いままで」も溶かしはじめる


積もっては溶け
年月を重ねて
つもってはとける


つぎに降る雪は
どんな思いを重ねるのだろう



ね?



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静麻、初体験。 [sensitivity]


昨年夏
子宮頚癌の検査でひっかかってから
定期的に経過観察してきたけど

ウィルスの型が悪かったため
オペを勧められたのが6月始め
「夏までは待てない」と言われつつ
仕事の調整やらなんやらしていたら
結局8月になってしまった

子宮頸部異形成 CIN3ということで
まだ癌までは行っていないけど
上皮内癌になっている可能性も
少なからずともあるとか

ま、そんな訳で1泊入院
昨日夕方、無事退院してきました

他の病院でオペした人は4泊5日した、って言ってたけど
私のかかりつけの病院では1泊2日で大丈夫、って
でも、
本来休むべき週休も使い切れていなかったので
思い切って5日(日曜日も含めて)連休をとりました。
初日はのんびり普段できないことやっておわり。

そして、迎えた8月1日。




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何かが違う。 [sensitivity]


なんだろうなぁ

気分が落ちているわけでもないし
何か特別なことがあったわけでもないし
平々凡々とした毎日を送っているし

なんだろうなぁ

なんか
自分の中に違和感があるんだよねぇ

まだMR-Sに乗ってるし
弓道も毎回は無理だけどそれなりに行ってる
昨年オーダーして3月末に入荷した弓にも
ようやく慣れてきて少しだけ中りも出てきたし

新人が入職してきたけど
変に緊張もしていないし


そっかぁ…

もしかしたら
「変に緊張してない」から変なのかも


色々ありすぎて
緊張することにも疲れて
落ち込むこともままならなくて



この歳になっても
まだはじめて感じる感覚ってあるんだね



すごいなぁ
ひとの感情って







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泣きたくなるような夜だ [sensitivity]


夜が深化して
その空に潤むような雲があって
月もなく

空気が沈下して
沈み込んだ春がそこにあって
星もなく


疲れた身体を引きずるように車を降り

まったく
泣きたくなるような夜だ


温度が鈍化して
湿度までが鼻腔をすり抜けて
肺には今が吸い込まれる


緩むことのない忙しさは
自暴自棄さえ放棄させてしまっていて

明日
久しぶりに自分の休みがとれる
たった1日だけど
仕事からようやく離れることのできる日

そんなことが
自ら麻痺させていた感覚を
俄に蘇らせる

いけない

そんな時に
こんな夜は


仄暗い駐車場を歩きながら
緊張から解き放たれる感覚が全身を覆い
こんな夜だから
泣きたくなるような夜がそこにあるから

少しだけ下を向いて歩く




忙しさで気付かないふりしてた
たくさんの出来事
鮮やかな夢

少しだけ思い出して
少しだけなぐさめて



まったく
泣きたくなるような夜だ




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夜の空に懐かしさのカケラ [sensitivity]


koくんが帰って行った翌日
風が少しだけ変わって
夜が少しだけ感傷的になってた


懐かしさと
そこはかとない感情の数々
夜が
秋の風を纏い始めた



風はいつだって季節を運んできて
私の中に何かを落としていく
そこが
ホームセンターの駐車場であっても
弓道場の的場であっても
突然落としていって



望郷の念にも似たカケラと
ここでこうして
ひとりで生活をしているという実感が
まるで
映画のワンシーンかのように私を錯覚させる



今年の秋は

koくんの置いてった懐かしさのカケラ。


私は
的場を片付けながら夜を見上げて
いつだったか
こんな風を感じたことがあったな、って

地元の中学校
弓道場から見えるテニスコートをふと思った









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