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えー、と。 [another]

最近、いろいろと考えることが多くありまして。
いろいろ頭に浮かんできてしまいまして。

うるさいのでざっくりと洗い出したのが
「that day」でして。

ちなみに、
これ洗い出しているときに
妄想していたのが
“ぼく”を演じてもらうなら誰だろう、と。


もう、今は伊藤健太郎くんしかいないなぁ…
先輩役を窪田正孝くんだなぁ…
“彼女”は誰がいいかなぁ…
“ぼく”よりもかなり年上だけど若く見えて
凛としていて憂いもあって
そのうえ消えそうな雰囲気を醸し出せる…
池脇千鶴さんとか?
この人の強さのある演技好きなんだよなぁ…


これだけ考えている状況、
つまり
頭の中が忙しいってことは
何かから逃げてます、確実に。

迫りくる日に向かって
本当は勉強しなくちゃいけないのに
それを拒否している頭が
別のこと考えて忙しすぎて…


えーと。

このblogが
へたなストーリーをUPするものに
変わったわけではなく。


こんな状況なのですよ、
いまのmamiaは。



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こぼれる雫はゆうやみにとける 6 [こぼれる雫はゆうやみにとける]

 

付き合ってもいない、
というか、
告ってもいない男から
いきなり抱きしめたい、って言われて
いいですよ、なんて会話成立しないし、
第一、通路なんて射場から丸見えだし。

絶対ヤバい奴だと思われた、
ばかなことをしてしまった、と自分を責めた。

だけど、彼女のあっさりとした様子から、
あれ?なにも言わなかったのかな、
ぼくの妄想だったかな、と思うほどで。

だけどこの心臓の高鳴りは
間違いなく何かあったし
少し手元が震えているのも
何かしでかした証だ。


ぼくは自分のとった行動を
ぐるぐると振り返りながら通路を戻った。


道場の入り口、
脱いだ草履をそろえる彼女がいた。
ぼくも続いて草履を脱ぎ、揃え、振り向く。
踏み石の上に彼女。


 「え?」

 ぼくの妄想もここまできたか。



彼女の唇がぼくの唇に重ねられたと気づいたのは、
彼女が背伸びをやめ
ぼくの唇から彼女の唇が離れた時だ。


彼女はぼくを優しくみつめ、
ちょっとだけ口角をあげてほほ笑んだ。


あ、彼女はどこかへ行ってしまうんだ。


ぼくはそう思った。



それが、彼女の言う「あのとき」で
ぼくの「あのとき」のことだ。




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