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雨の香りと重ねる時間 [Tatsuya]

ドアを開けると
雨の香りと少し冷たい空気
そこに
久しぶりにタツヤがいて

手に持つケーキの箱と
ジャケットのポケットからはパソコン
なんだか
タツヤらしい


タツヤの連れてきた
雨の香りが妙に艶めかしくて
この感覚は
今まで他のオトコからは感じたことがなく

そして

少しだけ遠のいていた
オンナとしての感覚が
タツヤに呼び起こされる




そう、
きっと
私のカラダが
タツヤを求めていた
重ねる時間は
ふたりがオトナである証


雨の音に耳を傾けながら
となりの軽い寝息を聞く
そんな僅かな時間が
私に
オンナである私に
どれ程の暖かさをもたらすのだろう




明日からはまた
ふたりとも激務の毎日

重ねる時間がほんの少しであっても
そこに暖かさを感じられるから




明日から、また













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コメント 4

poi

素敵な時間ですね。
そこに居る当たり前が 
当たり前である幸せって素敵です。
by poi (2010-05-24 20:42) 

mamia

poiさん、ありがとうございます!

タツヤとの時間を
こんなにもフツーに重ねられるとは
数年前には考えられませんでした(^_^;)

ちいさな積み重ねを
これからも愛おしみたいです



by mamia (2010-05-25 20:10) 

けい

素敵な方がお近くにいらっしゃるのですね^^

出会ってからある程度経っちゃうと
お互い異性というのを意識しなくなっちゃうことが
多いとお聞きしますが・・
mamiaさんと大切な方とのお付き合いはとっても素敵です♪
by けい (2010-05-25 20:33) 

mamia

ありがとうございます、けいさん!!

周囲のひとにとってはあまり理解できない
付き合い方のようですが…
気持ちの変化もありますが
つきあう日々が重なると同時に
自分の年齢も重なってくるので
それなりに変化してきたのでしょうね。

楽っていえば、楽な関係です^^;


by mamia (2010-05-27 17:20) 

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