郷愁・強襲

　

なんだろう？

すごく地元の友達の事を思い出す



中学時代の、少し切ない思い

楽しくも苦しかった記憶ばかりが思い起こされる



“好き”ということも

“ファン”ということも

“友達”であるということも



都合のいい言葉を並べ立てて

人を傷つけていた様な気がする



男友達という言葉

私にとっては逃げでしかないのかもしれない

自分の罪悪感を薄めるための

便利な言葉

　

　

国試、合格していたら連絡してみよう

また飲みたいね、って連絡してみよう



大人になったふりをしないで

あの頃のままの自分で

あの頃出すことのできなかった自分を

正直に話してみよう



大好きだけど友達の彼だった

大好きだけど友達が好きだった

大好きだけど他に好きな人がいると

言わざるをえなかった



なにをどうしようというのではなく

ただ

自分に正直になりたいだけ

そして

少しでも自分の罪悪感を薄めたいだけ





たくさんの笑顔と

にぎやかな笑い声に包まれて

もういちど

あの頃の自分に

「本当は辛かったでしょ？」と

声をかけてあげたい





なぜだかとても

みんなに会いたくて仕方ないんだよ