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こんな、カンジ [ambiguous]


ああ、そう、こんなカンジ。
 



誰かと悪いことをしてしまいそうな、
平気なフリして自分の中の大切なものを試そうとするかのような。
自分を痛めつける快感を
他人を使って味わうような。


それが甘美なものだったりするから
陶酔と自己満足で錯覚して。
そして
本当は表裏一体のものに涙をこらえさせてる。


 

ああ、そう、こんなこと、してきた。
もうずっと前だけど。




あの頃の私と
今の私
ずいぶん変化したようにも思っていたけど
なんてことない、
こんな事を感じている深層の部分は
なにひとつ変わっていない。




歯止めが効くのかな。


今の私に
歯止めになるようなもの、
 



なにか、

あるのかな。




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漆黒の羽がココロに横たわる [ambiguous]

私、何をたくらんでる?
 

 

仕事帰り。
久しぶりにBarに顔を出す。
 

マスターとたわいのない会話を交わしながら
Mailを数件、送信する。
 

送信したMailに返信が届く。
 

 

体調がすぐれないことを承知でニューボトルを頼む。
タイミング悪く、ニューボトルが切れているという。
じゃ、と言って2本目、3本目のZIMAが空いていく。
 

 

私のココロに今、
漆黒の羽が横たわっている。




今朝、役所の駐車場で目にした
やけに艶のある黒い羽が
私のココロに横たわっている。


どこから舞い降りてきたのかわからない。
それでも
初夏の日差しを嘲笑うように横たわる
妖しげな艶を放つその黒い羽。
その漆黒の羽が
私の中に潜んでいるかのような錯覚に陥る。


軽い、めまいにも似た錯覚。


 

軽く発泡する液体に沈み込む柑橘の色が
私の知り得ない私を浮上させようとしている。
漆黒の羽を纏った
私の知り得ない私を。
 

 

私、何をたくらんでる?



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…。 [ambiguous]

つ、疲れたぁ。


会議を終えて帰宅。
ソファーから一歩も動きたくなくない。
なんだろ、すっごい疲労感。
複数の年上の友人によれば“カラダの変わる時期”みたいだけど。
確かに、ここ数ヶ月の体調不良は
「ストレス」だけじゃ片づかない気もする。
でも更年期障害には早すぎるでしょー?
いくら若年化傾向があるとはいえ、ね。


セックスを本当に楽しめるのは
30代半ばからだっていうのも良く聞くけど
それはなんとなくうなずける。
実感として。


生物学的に言って年齢的に子どもを生むための
優秀な精子を選ばずに済むわけでしょ?
本来ならその選別をする時期は過ぎてるわけだし。
だから行為そのものを楽しむことができるってこと?


…。



なんでもいいや。
今日はもうゆっくり休みたい。
明後日は研究会に参加予定だし、
明日はおもいきり寝坊しよう。
目覚ましも携帯も切ったままにして。


私は
けっこう自分に甘かったりするんだな、これが。




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今夜という夜 [ambiguous]



今日は“その他の活動”の打ち上げだった。
一緒に勉強してきた同期のグループ。
みんな同じ協会内部のそれぞれの活動が忙しくなってきた。
それぞれの場面で活躍しているから
これからも一緒に活動することに変わりはないんだけど。
とりあえず一区切りということで、
一時活動休止。


私は仕事が遅くなったから車で会場まで行った。
もともと今日は飲む気もなかったし。
だからという訳ではないんだけど
どうしても楽しめなかった。
 

同期で気心も知れたメンバーだったのに。
私は鳴るはずのないケータイを傍らに置き
無理のある作り笑いを続けてた。




 

今日、タツヤはK県まで上司と一緒に出張。
それは昨夜から知っていたけど。
帰りも遅くなるから私の処へ寄らないのも承知しているけど。


でも
ケータイが気になって仕方なかった。


 

そっと右腕を私の背中にまわし
そして自分の身体を近づけながら
私の頭をひきよせ自分の右胸にのせる。


そんないつものタツヤが脳裏から離れなかった。




 

タツヤの腕の中で眠りたい。






今夜はそんな夜。
ひとりで過ごす。
そんな夜。






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美辞麗句・反発・疑心暗鬼 [ambiguous]



ひとから聞いた話。
「○○事務所っていつもタイトな服着てる
 カッコイイお姉さんのいるところでしょ?」って
某お役所で言われているとのこと。
 

ウチの事務所、
いつもタイトな格好しているの、私だけ。
お姉さんといわれる年齢なのも、私だけ。
ふうん、カッコイイって、言われてるんだ、私。
 

なんだか、少しも嬉しくないし、少しもココロに響かない。
外見で言われてもね、
自分でカッコイイと思ってやってる訳じゃないし、
少し馬鹿にされてるような気にもなってしまう。


生き方が顕れてカッコイイ、って言われるなら
それはものすごく嬉しいけど。
私が生き方で他人から認めてもらえる事って、ないのかな。


…私ってどうして誉められると反発するんだろう?


いわゆる自己評価が低いってやつなんだろうけど。
これって、誉められて育っていない、って証拠?
誉められると却って自己嫌悪に陥ってしまう。




何かひとつでもいいから、
自分に自信を持ちたいなぁ。
他人に認めてもらえなくてもいいんだけど、
本気で自信もっていられるものがあったら
どれだけいいだろう?
 

私は自分の生き方に自信をもっているつもりだけど
他の人になかなか理解されなくて。
理解されないと自信も育たなくて。
矛盾。
他人に認めてもらえないとやっぱり自信が持てない。
自分自身に対して疑心暗鬼。


ま、焦ってもしょうがない。
これ以下でも、これ以上でもない、
今の私でしかいられないんだから。


ふんふん。
ふんふん。
ふーんふんふん。


ま、そんなカンジよ、今の私は。



 



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希望としては。 [ambiguous]



めまぐるしく日々が過ぎていって
なんだか
どれも同じ毎日のように感じられてしまう。


1日として同じ日なんてないのに。


タツヤが転がり込んできた夜も
ベッドの上で1日過ごした休日も
あまりに漠然と過ぎていってしまった。
 

 

はぁ。
ちょっと疲れてるかなぁ。
 

 

気持ちが疲れていない日がないくらい、
すっきりしない。


 

あー。

なんていうんだろ、
『恋愛』したい、っていうのかなぁ。


ちょっとくらい私にも
ドキドキしてたまらないような
そんな出来事が欲しいなぁ。
生活に張りが出るような。


…それを恋愛に求めるところが
安っぽい気もするけど。
 

希望としては。
そんな小さな事で満たされるなら
それでいいかな。



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悲。自滅。 [ambiguous]



2月に入った新卒の子はとってもいい子。
2月に辞めた子の存在感なんて
あっというまになくなってしまった。
いなくて困ることもなかったし。


社会なんてそんなものよ、
辞めた人間の代わりなんていくらでもいるんだし、って
自分でも解っているけど
それが自分の中で起こっているってことが不思議。


本当にいなくなって困る人っているのかな。
少なくともこんな小さな事務所での代替要員なんて
いくらでもいる、ってことよね。


 

そう考える自分の心の狭さがなんだかすごくイヤ。
仕事もないのに、もう1人増員するって、どういうこと?
確か、資格を持っている人を探していたんじゃなかったかなぁ。
業務拡大、とか言って。
でもさ、裁判事務経験があるだけで、
資格もってないじゃん、今日面接に来た人。
 

本当に辞めたい。
先の見えない事務所で泥船にこのまま乗り続けるのはイヤ。
ため息しか出ないよ。


あと少し、卒業まで。
卒業が認定されたら就職活動しよう。
受験資格さえ取れたら、新しい世界を探しに行こう。
あと少し、今年いっぱい。


あと少し、あと少し。
 

 

 

きっと今頃、タツヤもそういいながらお仕事してるね。



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忌避 [ambiguous]



 

もし、ここが、私の帰る場所なら
私のためだけの、場所であって欲しい 
 


誰も土足で踏み込むことのできない
私以外の者が入ることのできない
 

私のためだけに存在し、存続する場所であって欲しい
 

 

逃げるためであっても
安らぐためであっても
私の全てを許す場所であって欲しい
 

 

 

そんな男、都合良くいるわけない。
少なくとも今まで、たったひとりしかいなかった。
どうして
そのたったひとりがタツヤなんだろう。
 

 

 

もがけば、もがくほど
自分の“ホントウ”が見えなくなってくる。
また、溺れていくのかな、私。
見えない愛情の交錯する逃避の世界に。
また、バカなオンナになっていくのかな、私。
  



今、私の中に、いったい誰がいる? 



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事故 [ambiguous]





検索用のツールバーに

  大好きだった彼の名前を入れる

右の小指でEnterを押す


 

数のそう多くない検索結果 1つをクリックする


 

 大好きだった彼の2001年の写真が表示される


 

 

事故

 

 

これは、事故。



 

 

タツヤとの関係が安定してくると顕れる
私の悪い戸惑い 
 

 

何も信じようとしない私への警鐘
 

 

事実は何も変わらない、現実であること
それを知らしめるための、


これは、事故 




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疼くカラダ [ambiguous]





Rから、誘われた。
クリスマスに会おう、って。
23日は俺も休みだから、ゆっくりできるよ、って。


Rに会ったら私はRのおもちゃに過ぎない。
弄ばれて、いたぶられて、性欲の赴くまま、
私のカラダは支配される。


そしてきっと、淫らな時を過ごしている最中に
タツヤからの連絡が入る。
私は懺悔にも似た羞恥心と
裏切りにも似た恍惚感を
Rのカラダを使って果たそうとする。


Rへの返事は保留にしたまま、
私のカラダは疼いている。
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